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皆さんは折り紙といえば何を思い浮かべますか?
まず鶴、そして風船、メダルやつのこう箱、奴さん、ぴょんぴょん蛙などでしょうか。これらのものは伝承折り紙と呼ばれ、古くから伝えられてきたものです。おばあちゃんからお母さん、お母さんから子供たちへ、本ではなく人の手から手へと伝わってきたものです。
今ではこの伝承折り紙をもとにして、さまざまな折り紙が考えられています。創作折り紙といわれるものです。折り紙でできないものはないくらい、色々なものが作られています。きっとビックリしますよ!
最近ではきれいな写真の折り紙の本もたくさん出ています。折り方の約束、折図の記号を覚えれば、ひとりでも色々なものが作れます。本を見ながら難しい作品に挑戦する楽しみもあります。
でも、折り紙の本当の良さは、人から人へ伝えるということです。
折り紙では「知っている人」が先生です。「こうやって折るんだよ。」言葉ではうまく伝えられなくても、隣にいて一緒に折れば、じゅうぶん伝わりますよね。同じものが同じようにできますよね。折り紙を通してのふれあいこそが、実は古くから伝えられてきた大切なことなのです。
子供たちが折った作品を、お家の方も一緒に折ってみてください。きっとすばらしい発見があることでしょう。
伝承を風船と風船をもとにアレンジした作品
遊べる折り紙
2007年8月