先日の北陸コンベンションで金沢に行った際、お土産にお菓子を買って来ました。
紙ふうせんと言う名前で、最中の皮の中にゼリーの入ったお菓子です。
以前お茶の先生だった義母は「美味しいね、お茶に合う」と喜んでくれました。
お菓子の箱の中にはおまけ(こんな言い方だと趣がないけれど・・)として
12センチ角の折紙と風船の折図が入っていました。
お菓子を食べ終わった義母は、折図を見ながら風船を一つ作りました。
「図を見ながらやったら、ちゃんとできた!」
と嬉しそうに話す義母。
それからは1日一つずつ、
私が会社から戻ると風船が増えていました。
私はちょっと驚いていました。折り紙には興味がないんだと思っていたからです。
趣味で編み物をしていた義母の手はあまく
ーーー手があまい、こんな表現はないけれど、
なんとなくそう言うのがピッタリくるのでーーー
編み物をするにはふんわりできていいけれど
折り紙には不向きらしく、以前少し教えた時、折り目をしっかりとつけられなくて
「私はきちんとできないんだよー」と言っていたし、
以来私も教えることはなく(だいたい教えることって家族には難しいよね)
義母もやりたいとは言わなかったし、
肩凝るし、面倒だし、、、、
でも、自分で見て、できた、ということがすごく嬉しく楽しいらしく
同じサイズの12センチの折り紙を孫に買ってきてもらって
また一つずつ作っています。
私もへ~(←感心している様子なんです^^;)と思いながら
増えていく風船を密かに楽しみにしています。
折ってどうなるってわけではないのが折り紙ですが、
義母の折った風船を、糸を通したり、何か工夫して
飾ってあげたいなぁと思っています。
[2回]
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